鳩レースとは、鳩の帰巣本能を利用し鳩舎から離れた所(100K~1200K)から鳩をいっせいに飛ばしその分速によって勝敗を決めます。
条件を公平にするため放鳩地(鳩を飛ばす場所)から各鳩舎までの距離を正確に算出します。
そしてレースには記録時計という特殊な時計を使います。
レースに参加する鳩は連合会または連盟の取り決めにより指定された日時に持ち寄ります。
そこで参加鳩の脚にゴム輪が付けられます。レースから帰った鳩からゴム輪を抜き取り、記録時計に挿入し時間を打刻します。 打刻された記録をもとに鳩の分速が計算されます(1分間に飛んだ距離)。その分速により序列をつけます。
しかしこの記録時計とはやっかいな時計で、途中で止まってみたり、記録紙が破けたり、インクがにじんで記録を読み取れなかったりで、レースマンの方々は多かれ少なかれ、痛い目に遭っていると思います。
しかもレースは平日に開催されることが多く、レースマンのみなさんは苦労したと思います。
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機械式記録時計 | 放鳩コンテナ 一台1000羽位入ります |
しかしながら時代は変わり、昭和から平成に、20世紀から21世紀に移り、鳩の世界もアナログからデジタルに大きく変わりました。自動入舎記録機の登場です。
このシステムは事前に連合会のクラブシステムに自分の鳩を登録しておき(カップリング)、レース毎(持ち寄り時)にその事前登録した鳩をクラブシステムに登録(レース参加登録)するだけです。
後は鳩が帰還するのを待つだけです。平日レースで仕事中でも記録されますのでとても楽になりました。
機械式記録時計よりも正確で、ミスはほとんどありません。
管理人の自動入舎記録機ユニコンを紹介します。
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ユニコン本体 | 入舎口とユニコンアンテナ |
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チップリング | チップリング装着鳩 |
チップリング装着鳩がレースから帰還し、入舎口からユニコンアンテナの上を通過する時に帰還時刻をユニコン本体とメモリーボックスに記録します。鳩に一切触ることなく、留守でもOKです。
後は連合会の審査会場にて分速計算、連合会序列を計算してもらいます。
そして結果が発表されます。
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鳩登録 | 審査 |
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アラタ アミーゴ鳩のえさ
ハトが好むメーズ、マイロ、サフラワーなどを配合しています。
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